2009年12月27日日曜日

hCD_11 株式会社コンセント見学


株式会社コンセントさんの見学&ワークショップに行ってきました。
社内には自転車やカウンターがあったりして、バーのような雰囲気!
コンセントさんは主にweb制作やコーポレート事業などを行っているそうです。

今回の内容は、コンセント社長の長谷川さんのお話とワークショップでした。

まずは長谷川さんから会社の紹介と
ワークショップのテーマの「パタン・ランゲージ」についてお話がありました。

クリストファーは環境を分析し、253のパターンに分類したそうです。
このパタン・ランゲージを用いていくことで、心地よいコミュニティを形成することができると、されている。

続いて、今回はその「パタン・ランゲージ」についてワークショップをしました。
コンセントの方と学生でチームになり、自分たちなりのパタン・ランゲージをさがしてみました。

自分たちのチームは、「日帰り温泉の入り方パターン」。
なかなかテーマが決まるまでに時間がかかってしまいました。

なので、パターンの種類を分類できず、「”20代男子における”日帰り温泉の入り方」が正解ですね。

2009年12月19日土曜日

HCD_10 中間発表

人間中心設計特論は自分のデザインの手法を見つけることが、ひとつの課題です。
中間発表では、それぞれの手法を5分程度にまとめ発表しました。

私は「温故新」というテーマで発表。

これまでの私の作品を振り返ってみると、わりと日本文化などからデザインの発想を得ていることに気がつきました。
例)水引香…水引をモチーフに。

そこで「温故知新」という四字熟語を少し変え、
故きを温めて新しく作る「温故新」ということにしました。


ただこれだけでは手法とは言えません…。
どこの、どういうところを、どういうふうにするのかという視点がさらに必要です。


それから、自分のプレゼンはあまりにも説明がなさ過ぎて逆にわかりづらい。
自分以外の人にもわかりやすく例を出しながら説明をしなければいけないと感じました。

2009年12月4日金曜日

HCD_9 GK TECH


今回はGK TECHさんの会社見学でした。

■GK TECHの仕事内容の紹介
■オープンハウス見学
■ディスカッション

■GK TECHの仕事内容の紹介
「ジオ・コスモス」をはじめとした日本科学未来館の展示や「触れる地球」など、これも!これもそうだったの!?という感じで、驚きました。改めてすごい会社だなと感じました。

どの事業も”Tangible”や”Interaction”がキーのように感じました。

■オープンハウス見学
「触れる地球」や「あしあと」(上の写真)など、舞台裏?を見せていただきました。工作機械なんかもありました。

■ディスカッション
見学者の簡単な自己紹介から研究内容まで、話を聞いてもらいました。


■まとめ
「Sience Design – 道具を通して科学技術の面白さを伝える試み

というのが、GK TECHさんの軸のひとつでした。

自分は科学技術ではないけど、歴史などの面白さを伝えようとしている点で共通しているなと感じました(表現のレベルは違いますが…)。

難しくてわかりにくいことを簡単に楽しく伝える技術ってすばらしい。
自分もそういったものができるように勉強していきたい。




2009年12月3日木曜日

HCD_8

■構造

・建築とデザインの違いについて
建築は意匠+構造を考えるのが不可欠。それに対してデザインは意匠のみの場合がある。
また建築は、代表的な建築家を教えるが、デザインでは教えないことが多い。

・構造化コンセプト
☆要素に分解する
例)PC
PCの構成要素である画面、キーボード、マウス…というふうに要素ごとに分解し、それぞれを考えていく。

構造を考えることが重要である。

形態は機能に従うという言葉もあるように、構造から考えるようにしないといけないですね。

2009年11月11日水曜日

HCD_6 Edward Tafte

今週はエドワード・タフテ氏についての講義でした。
調べてみると「データのレオナルド・ダ・ヴィンチ」という異名をもっているそう(!)。

現在は主に、情報の伝え方を本にする活動をしているそうです(10年に一冊ペース)。

以下、エドワード・タフテ氏の手法。

■MICRO / MACRO Readings
関係性、関連性をわかりやすくする。
例)日本地図と都市の地図の2つがある場合、2つがどのようにつながり、関連しているのかわからないと混乱してしまう。

遠くから見ると○○だけど、近づいてよくみると…!
これをミニWSでやったのですが、全然思い浮かびませんでした…。

■Layering and Separation
異なる情報がレイヤーのように重なっているもの。
重ねると情報が豊かになり、わかりやすくなる。
例)障子と影など

■Small Multipus
一つだけではわからないことも、比較することで違いがわかる。
例)バリエーション
一体だけではどこをどう見ていいかわからないが、複数体あると違いがわかり、選択することもできる。

■Color and Information
色があると異なる表情(情報)を伝えることができる。
例)地図、路線図
色そのものに情報をあたえることでわかりやすく、検索しやすくしている。

■Narratives of Space and Time
図があることですごくわかりやすくなる。
文字だけでは伝わりにくい情報も図にすることでわかりやすくなる。


今回の講義は情報デザインがメインでした。

あまりピンときていなかったけど、同じ研究室の友人からは「研究に使っているよね」と言われて「そういうことか!」と腑に落ちました。
まだまだ勉強が必要です。

2009年11月9日月曜日

新型インフルエンザ

新型インフルエンザかなり流行っているみたいですね。
うちの家族もかかりましたよ!

で、写真はインフルエンザの治療薬「リレンザ」です。
かなりかっこ良かったので写真にとりました。

あまりお世話にはなりたくないですが…。

2009年11月6日金曜日

HCD_5 佐藤雅彦

今週は、現東京芸大教授の佐藤雅彦さんについて講義を受けました。

佐藤さんは、東京大学教育学部を卒業し、電通(営業)に入社。7年後、転局試験に合格してクリエーティブディレクション局に異動したそうです。だからデザインに目覚めてたのは29歳から!

CMランナーとして、湖池屋の「ポリンキー」、「ドンタコス」や「バザールでござーる」、「だんご三兄弟」など、様々なヒットCMやテレビ番組のコーナー企画などを手がけた人です。

佐藤さんの手法として、自分の好きなものを集めてみたら、”枠”というルールを見つけた。
そのルールを使ってデザインをしたりもしたそうです。

その後、仕事が来なかった時はCMのルールを研究し、ヒットするルールを見つけていきました。
しかし、ルールをただ使えば出来上がるものでもありません。

ルール…自分の好きなもの
トーン…ディテール、ニュアンス

その人なりの個性が必要になるのではないでしょうか。

ルールやトーンを研究することは、新しい考えを生み出すことにつながるそうです。

HCD_4

先週はビジョン提案型手法(Senario Based Vision Proposal Design)について。

まず、LEAD USERという手法。
障害をもっている人やお年寄りの声を聴く事で生まれる製品は、誰に対しても使いやすいものだという手法。
実際に手の不自由な人から生まれた箸が、JALのファーストクラスで使われているそうです。


タスクシナリオは、新しい概念が生まれやすい。
インタラクションシナリオは、既成概念にとらわれやすい。

タスクシナリオの例として、目覚まし時計をデザインしなさいと言われると、針があって、ベルがあって…というありきたりな物になりがちです。
しかし、”気持ちのいい朝の目覚めを提供するもの”と言われると、目覚まし時計の新しいものができるのではないだろうか、ということでした。
この話を聴いてなんとなく”メタ視点”って、こういうこと?と思いました。(まだ分かってませんが)

またシナリオについては、以下の3つが必要ということでした。
①ユーザーの本質的価値の抽出
②ペルソナ
③構造化シナリオ





2009年10月24日土曜日

LEGO×MUJI


なんとLEGOとMUJIが夢のコラボ!

「紙とあそぶレゴ®ブロック」
パンチした紙とレゴ ブロックを組み合わせることができるようです。

サントリー美術館でおこなわれている「美しの和紙」を見に行ったついでに立ち寄ったMUJIでは先行展示も行われていました。

自分の子どもの頃にこんなのがあったら良かったのになー。
大人買いしちゃいそうです。


LEGO and the LEGO logo are trademarks of the LEGO Group. ©2009 The LEGO Group.

2009年10月23日金曜日

HCD 第4回

前回に引き続き、アキッレ・カスティリオーニについて。
カスティリオーニは製品をデザインする時、

魅力的で使いやすい + コスト

という側面から考えていた。

またカスティリオーニのデザインのポイントとして
1、Redesign
2、Ready made design
3、Metaphaの3つがあげられる。

RedesignとReady made designとの違いについて

・Redesignは加工を加える
・Ready made designはそのまま使う(転用するおもしろさ)

例として、牛の乳搾り用の椅子(というか、支え)からヒントを得た、
電話の時などのちょっとした時に寄りかかる一本足の椅子を紹介。

また、
・モノから考えた場合、コストを考慮することができる。
・ヒトから考えた場合、既成概念にとらわれないモノができる
ということでした。


カスティリオーニは日頃から日常をよく観察していたんだと感じました。
ちらっとカスティリオーニのアトリエの写真も見ましたが、道具やおもちゃなどの
収集物がすごい数でした。こういったところからもヒントを得ていたんだろうな。

それからカスティリオーニの手法を使ってミニWSをしました。
お題は、「モノの新しい使い方を考える」。

自分はレンガやブロック塀などから、本棚やドアストッパー、ブックスタンドなど…。
なんだか、ありきたりなアイデアしか浮かびませんでした。

2009年10月22日木曜日

HCD 第3回



第3回目、まずは受講生各自の自己紹介から。

近況ではそれぞれコンペなど新しいことを始めていて、自分もやらなければ…と刺激をうけました。

その後、アキッレ・カスティリオーニについて講義を受けました。
アルコ(下の写真)など見たことはありましたが、人物までは知りませんでした。

上の写真のスプーンは、瓶に入ったマヨネーズ用。
瓶の側面に沿うことができるので、残さずすくいとることができます。
実物を見ましたが、安そうなプラスチックっぽさがなく、仕上げが美しかったです。

それから、第2回で紹介されたポール・ランドについては、友達から「ポール・ランド、デザインの授業」を借りたので読んでみようと思います。

2009年10月10日土曜日

台風一過


8日は台風の影響で電車が動かなかったため、学校へ辿り着けず…

予定を変更して上野公園へ行ってきました。

修士では、博物館資料の活用について研究をおこなっています。
デジタルコンテンツを制作し、どのような効果や成果などがあるか
検証していきたいと思っています。

が…あまり進んでいないので焦っています。


そして上野公園にも江戸図屏風に描かれている場所がたくさんあるんです。

前回撮り忘れたところなどをまわってきました。

上野公園にある清水観音堂。
それが江戸図屏風では…

このように描かれています。
向きがちがうので分かりにくいですが、渡り廊下(?)のようなものが目印です。

近世初頭の江戸では、京都に見立てて名所が作られたそうです。
上野の地も、比叡山延暦寺に見立てた東叡山寛永寺が作られました。

ということは清水観音堂は、清水寺!?

と思って説明板をみたら正解でした。
上の写真は清水観音堂の堂内ですが、やっぱり清水の舞台に似てますねー。

こんな風に、博物館の資料を街や外で活用できれば、様々な発見になるのではないかと思っています。

この後、寛永寺などを回り、国際こども図書館へ。

ずっと前から行きたかった場所でした。(いつも閉館してたので)

やはり外から見ただけではわからなかった内部が見れて良かった。
1906年に建てられた建物とガラスやコンクリートといった現在のマテリアルとの
相性がきれいで驚きました。



調べてみると設計は安藤忠雄さんでした。
2つのガラスボックスが既存の建物を貫くイメージで増築されたそうです。

2009年10月8日木曜日

棟方志功


最近、学校の近くにできたBOOK OFFで¥550で捕獲。
ページ数は少ないけども、シンプルな構成のものを探していたのでうれしい。
知らない作品にも出会えました。

BOOK OFFが近場にできるとヤバいですね。
フラッと立ち寄って、文庫や漫画を物色してしまいます…。

でもデザイン系書物で掘り出し物もあるから侮れないないんですよね。


ってか、こまねこ見にくっ。かわいいからまだ消さないですけど。

2009年10月7日水曜日

人間中心設計特論_2

2回目の授業では、山崎先生の活動紹介とポール・ランド(デザイナー)について。

印象に残った言葉。
・オリジナリティは異なった分野を又にかけて重なった部分

・美しさには2種類ある。
 コンテキストに依存する美しさ(状況による)
       と
 ユニバーサルに美しい美しさ(状況に左右されない)

・デザインとは内容(content)=形(form)になること。

メアリー・ブレア展

東京都現代美術館で開催していたメアリー・ブレア展に行ってきました。

色使いが鮮やかで印象的!
なんであんなに色を使ってるのにごちゃごちゃしないんだろうか…


2009年7月4日土曜日

消臭スイコム



消臭剤、初めて買ってみました。ひとめぼれです。

デザインは柴田文江さん。

穴がものすごい空気吸い込んで、消臭してくれそうです。
でも、この穴の開発に時間がかかったそう。

穴に指を突っ込んでみたくなるけど、ベタベタになりそうなのでやめきました。
こういうなにげないけど、毎日目にするものにもデザインって必要だなと。

黒を買ったのだけど、やっぱり白のほうがよかったかなー。
ゲルと容器が選べるようになるといいんだけど。
白×白とか、組み合わせるの楽しそう。

2009年6月30日火曜日

ゼミ

今日のゼミでのアドバイスをメモ。

梗概や論文を書くときのアドバイス
・文章はできるだけ短く分ける。
・自分がやったことは自分にしかわからないので、文字にして書き残す。
・世の中は〜と説明するとき、基づいたことがわかるように。
(一般性があるのか、証拠があるのか、新聞に載ったでもよい)
・事実を客観的に説明する練習を!
・背景と目的は一緒にせず(目的がわかりずらくなる)、わけて記述する。

本の紹介。
「WEBはバカと暇人のもの」「WEB進化論」


研究についてのアドバイス。
・デジタル表現にかんして
 絵などをPCなどで表示する場合、解像度の問題がある。
 →本物(実物の絵)には勝てない
・どのメディアが何に適しているのかを探る
・電気を使わなければいけない
・デジタル表現にも限界がある。そんなに適しているとは思えない。

2009年6月29日月曜日

ポスターセッション



デザイン学会 第56回春期発表大会のポスターセッション部門で発表してきました。

発表概要
研究では、博物館資料の洛中洛外図屏風を題材にした教材の開発プロセスを述べている。題材にした洛中洛外図屏風には、室町時代の京都が描かれている。私は、現代の京都と室町時代を比べることが学びになると考えた。開発した教材では、屏風の情報を紙媒体の解説シートにまとめて示すことで、わかりやすくする。これらのツールは過去と現在をつなぐことを目指している。また、研究者の知識を伝える役割を担っている。

ポスター発表でいただいたコメント・アドバイス
・現在の写真を配置した解説シートを見て、「これを京都を訪ねるのも楽しい」
・「(解説シートが)物としてあるのは必要だけど、コンピュータ上の方が楽しいし、見やすいのではないか?」
・「テキストのほかにデジタル表現と絡めてみては」
・「屏風の魅力のひとつとして細かいところを拡大してみることもそうだよね」
・「(大まかな)現在の地図と見比べられたら、おもしろい」
・「美術館にほしい」
・「屏風をみるとっかかりが必要になる」

肯定的な意見を多くもらえることができた。
予想通り、PCなどを用いたデジタル表現への展望や発展の可能性を指摘された。
江戸図屏風では、コメントを参考にデジタル表現に挑戦していきたい。

2009年6月18日木曜日

Less and More

府中市美術館で開催中の
『純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代―機能主義デザイン再考』を見てきました。

まず府中市美術館がきれいで、天井高くて開放感たっぷりでよかた〜。

展覧会は入場料からして安くて満足!やっぱり市の美術館だから?

BRAUN製品もたっぷり拝見できた。今見ても欲しいものばかり…復刻してほしい。

見ていて思ったのは、素材の組み合わせのうまさ。
金属、木材、ゴム、アクリル、革などが違和感なくとけ込んでいて、温もりも感じられる。


■良いデザインの10ヶ条
01.良いデザインとは、革新である。
02.良いデザインとは、実用をもたらす。
03.良いデザインとは、美的である。
04.良いデザインとは、理解をもたらす。
05.良いデザインとは、謙虚である。
06.良いデザインとは、誠実である。
07.良いデザインとは、長命である。
08.良いデザインとは、最終的にディテールへと帰結する。
09.良いデザインとは、環境への配慮とともにある。
10.良いデザインとは、可能なかぎりデザインを抑制する。

純粋を、純真を、取り戻せ! by Dieter Rams

2009年6月14日日曜日

日本民藝館


日本民藝館で「棟方志功−倭画と書の世界−」を見てきた。

棟方志功は、5月に行った倉敷・大原美術館で作品を見てからファンになりました。
一色のものよりも、色をたくさん使ったものが好きです。

今回もやっぱり作品には力強さもあり、でもあたたかさもありました。

図録も買おうかと思ったけど、迷ったあげく買わず。
全作品集載ってるやつとかないかなー。


民藝館では、柳宗悦(柳宗理の父)邸も拝見。
日本家屋が主体なんだけど、洋風もところどころに取り入れている感じがすごく心地いい。

こんなうちに住みてぇ。


2009年5月1日金曜日

キラキラチカチカクラクラ

森美術館で「万華鏡の視覚」と「メイド・イン・カッシーナ」を見てきた。
万華鏡のようにキラキラ、チカチカしてて途中ちょっとくらくらした…

以前、原美術館でやってて見れなかったオラファー・エリアソンの作品が見れて満足。
原美術館では、「万華鏡~」にも出品してるジム・ランビーが!見に行けるかな。

あとはハンス・シャブスが気になった。
この人はヴェネチア・ヴィエンナーレ2005でオーストラリア館を担当(?)した人らしい。
その時の模型も展示されてた。実際のものを見てみたかったなー。

カッシーナの方は急いでたのでサーとしか見れなかった。
ただ壁の年表と作品の配置がすごく見づらかった。自分だけかな?
そういえば何年か前のブラウン展の時も同じ感じだったな。グラフィックはきれいなんだけど…


2009年4月27日月曜日

むむむ

いくつか無料ブログを試したけれど、googleが一番使いやすい~

さて、引越しをしなければ!