2009年6月29日月曜日

ポスターセッション



デザイン学会 第56回春期発表大会のポスターセッション部門で発表してきました。

発表概要
研究では、博物館資料の洛中洛外図屏風を題材にした教材の開発プロセスを述べている。題材にした洛中洛外図屏風には、室町時代の京都が描かれている。私は、現代の京都と室町時代を比べることが学びになると考えた。開発した教材では、屏風の情報を紙媒体の解説シートにまとめて示すことで、わかりやすくする。これらのツールは過去と現在をつなぐことを目指している。また、研究者の知識を伝える役割を担っている。

ポスター発表でいただいたコメント・アドバイス
・現在の写真を配置した解説シートを見て、「これを京都を訪ねるのも楽しい」
・「(解説シートが)物としてあるのは必要だけど、コンピュータ上の方が楽しいし、見やすいのではないか?」
・「テキストのほかにデジタル表現と絡めてみては」
・「屏風の魅力のひとつとして細かいところを拡大してみることもそうだよね」
・「(大まかな)現在の地図と見比べられたら、おもしろい」
・「美術館にほしい」
・「屏風をみるとっかかりが必要になる」

肯定的な意見を多くもらえることができた。
予想通り、PCなどを用いたデジタル表現への展望や発展の可能性を指摘された。
江戸図屏風では、コメントを参考にデジタル表現に挑戦していきたい。

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