2009年6月30日火曜日

ゼミ

今日のゼミでのアドバイスをメモ。

梗概や論文を書くときのアドバイス
・文章はできるだけ短く分ける。
・自分がやったことは自分にしかわからないので、文字にして書き残す。
・世の中は〜と説明するとき、基づいたことがわかるように。
(一般性があるのか、証拠があるのか、新聞に載ったでもよい)
・事実を客観的に説明する練習を!
・背景と目的は一緒にせず(目的がわかりずらくなる)、わけて記述する。

本の紹介。
「WEBはバカと暇人のもの」「WEB進化論」


研究についてのアドバイス。
・デジタル表現にかんして
 絵などをPCなどで表示する場合、解像度の問題がある。
 →本物(実物の絵)には勝てない
・どのメディアが何に適しているのかを探る
・電気を使わなければいけない
・デジタル表現にも限界がある。そんなに適しているとは思えない。

2009年6月29日月曜日

ポスターセッション



デザイン学会 第56回春期発表大会のポスターセッション部門で発表してきました。

発表概要
研究では、博物館資料の洛中洛外図屏風を題材にした教材の開発プロセスを述べている。題材にした洛中洛外図屏風には、室町時代の京都が描かれている。私は、現代の京都と室町時代を比べることが学びになると考えた。開発した教材では、屏風の情報を紙媒体の解説シートにまとめて示すことで、わかりやすくする。これらのツールは過去と現在をつなぐことを目指している。また、研究者の知識を伝える役割を担っている。

ポスター発表でいただいたコメント・アドバイス
・現在の写真を配置した解説シートを見て、「これを京都を訪ねるのも楽しい」
・「(解説シートが)物としてあるのは必要だけど、コンピュータ上の方が楽しいし、見やすいのではないか?」
・「テキストのほかにデジタル表現と絡めてみては」
・「屏風の魅力のひとつとして細かいところを拡大してみることもそうだよね」
・「(大まかな)現在の地図と見比べられたら、おもしろい」
・「美術館にほしい」
・「屏風をみるとっかかりが必要になる」

肯定的な意見を多くもらえることができた。
予想通り、PCなどを用いたデジタル表現への展望や発展の可能性を指摘された。
江戸図屏風では、コメントを参考にデジタル表現に挑戦していきたい。

2009年6月18日木曜日

Less and More

府中市美術館で開催中の
『純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代―機能主義デザイン再考』を見てきました。

まず府中市美術館がきれいで、天井高くて開放感たっぷりでよかた〜。

展覧会は入場料からして安くて満足!やっぱり市の美術館だから?

BRAUN製品もたっぷり拝見できた。今見ても欲しいものばかり…復刻してほしい。

見ていて思ったのは、素材の組み合わせのうまさ。
金属、木材、ゴム、アクリル、革などが違和感なくとけ込んでいて、温もりも感じられる。


■良いデザインの10ヶ条
01.良いデザインとは、革新である。
02.良いデザインとは、実用をもたらす。
03.良いデザインとは、美的である。
04.良いデザインとは、理解をもたらす。
05.良いデザインとは、謙虚である。
06.良いデザインとは、誠実である。
07.良いデザインとは、長命である。
08.良いデザインとは、最終的にディテールへと帰結する。
09.良いデザインとは、環境への配慮とともにある。
10.良いデザインとは、可能なかぎりデザインを抑制する。

純粋を、純真を、取り戻せ! by Dieter Rams

2009年6月14日日曜日

日本民藝館


日本民藝館で「棟方志功−倭画と書の世界−」を見てきた。

棟方志功は、5月に行った倉敷・大原美術館で作品を見てからファンになりました。
一色のものよりも、色をたくさん使ったものが好きです。

今回もやっぱり作品には力強さもあり、でもあたたかさもありました。

図録も買おうかと思ったけど、迷ったあげく買わず。
全作品集載ってるやつとかないかなー。


民藝館では、柳宗悦(柳宗理の父)邸も拝見。
日本家屋が主体なんだけど、洋風もところどころに取り入れている感じがすごく心地いい。

こんなうちに住みてぇ。