
8日は台風の影響で電車が動かなかったため、学校へ辿り着けず…
予定を変更して上野公園へ行ってきました。
修士では、博物館資料の活用について研究をおこなっています。
デジタルコンテンツを制作し、どのような効果や成果などがあるか
検証していきたいと思っています。
が…あまり進んでいないので焦っています。
そして上野公園にも江戸図屏風に描かれている場所がたくさんあるんです。
前回撮り忘れたところなどをまわってきました。
上野公園にある清水観音堂。
それが江戸図屏風では…
このように描かれています。向きがちがうので分かりにくいですが、渡り廊下(?)のようなものが目印です。
近世初頭の江戸では、京都に見立てて名所が作られたそうです。
上野の地も、比叡山延暦寺に見立てた東叡山寛永寺が作られました。
ということは清水観音堂は、清水寺!?
と思って説明板をみたら正解でした。
上の写真は清水観音堂の堂内ですが、やっぱり清水の舞台に似てますねー。
こんな風に、博物館の資料を街や外で活用できれば、様々な発見になるのではないかと思っています。
この後、寛永寺などを回り、国際こども図書館へ。
ずっと前から行きたかった場所でした。(いつも閉館してたので)
やはり外から見ただけではわからなかった内部が見れて良かった。
1906年に建てられた建物とガラスやコンクリートといった現在のマテリアルとの
相性がきれいで驚きました。
調べてみると設計は安藤忠雄さんでした。
2つのガラスボックスが既存の建物を貫くイメージで増築されたそうです。