今日のゼミでのアドバイスをメモ。
梗概や論文を書くときのアドバイス
・文章はできるだけ短く分ける。
・自分がやったことは自分にしかわからないので、文字にして書き残す。
・世の中は〜と説明するとき、基づいたことがわかるように。
(一般性があるのか、証拠があるのか、新聞に載ったでもよい)
・事実を客観的に説明する練習を!
・背景と目的は一緒にせず(目的がわかりずらくなる)、わけて記述する。
本の紹介。
「WEBはバカと暇人のもの」「WEB進化論」
研究についてのアドバイス。
・デジタル表現にかんして
絵などをPCなどで表示する場合、解像度の問題がある。
→本物(実物の絵)には勝てない
・どのメディアが何に適しているのかを探る
・電気を使わなければいけない
・デジタル表現にも限界がある。そんなに適しているとは思えない。
2009年6月29日月曜日
ポスターセッション
デザイン学会 第56回春期発表大会のポスターセッション部門で発表してきました。
発表概要
研究では、博物館資料の洛中洛外図屏風を題材にした教材の開発プロセスを述べている。題材にした洛中洛外図屏風には、室町時代の京都が描かれている。私は、現代の京都と室町時代を比べることが学びになると考えた。開発した教材では、屏風の情報を紙媒体の解説シートにまとめて示すことで、わかりやすくする。これらのツールは過去と現在をつなぐことを目指している。また、研究者の知識を伝える役割を担っている。
ポスター発表でいただいたコメント・アドバイス
・現在の写真を配置した解説シートを見て、「これを京都を訪ねるのも楽しい」
・「(解説シートが)物としてあるのは必要だけど、コンピュータ上の方が楽しいし、見やすいのではないか?」
・「テキストのほかにデジタル表現と絡めてみては」
・「屏風の魅力のひとつとして細かいところを拡大してみることもそうだよね」
・「(大まかな)現在の地図と見比べられたら、おもしろい」
・「美術館にほしい」
・「屏風をみるとっかかりが必要になる」
肯定的な意見を多くもらえることができた。
予想通り、PCなどを用いたデジタル表現への展望や発展の可能性を指摘された。
江戸図屏風では、コメントを参考にデジタル表現に挑戦していきたい。
2009年6月18日木曜日
Less and More
『純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代―機能主義デザイン再考』を見てきました。
まず府中市美術館がきれいで、天井高くて開放感たっぷりでよかた〜。
展覧会は入場料からして安くて満足!やっぱり市の美術館だから?
BRAUN製品もたっぷり拝見できた。今見ても欲しいものばかり…復刻してほしい。
見ていて思ったのは、素材の組み合わせのうまさ。
金属、木材、ゴム、アクリル、革などが違和感なくとけ込んでいて、温もりも感じられる。
■良いデザインの10ヶ条
01.良いデザインとは、革新である。
02.良いデザインとは、実用をもたらす。
03.良いデザインとは、美的である。
04.良いデザインとは、理解をもたらす。
05.良いデザインとは、謙虚である。
06.良いデザインとは、誠実である。
07.良いデザインとは、長命である。
08.良いデザインとは、最終的にディテールへと帰結する。
09.良いデザインとは、環境への配慮とともにある。
10.良いデザインとは、可能なかぎりデザインを抑制する。
純粋を、純真を、取り戻せ! by Dieter Rams
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